illegal function call in 1980s

1980年代のスポーツノンフィクションについてやさぐれる文章を書きはじめました。最近の関心は猫のはなちゃんとくるみちゃんです。

2020-01-01から1年間の記事一覧

「復活の日」準備日記#0002

安倍晋三による緊急事態宣言の日。 帰り、東陽町に立ち寄る。チェーンのカレーショップの椅子が一石飛びに「お客様の健康のため」とかいう名目で着席が禁じられる。午後6時 東西線下り、マスクを着用していない、目つきのよくない労務者(あえてこの語を選ぶ)…

「復活の日」準備日記#0001

昼日中のつぶやきはtwitterのほうへ。そちらでは書ききれないことやtwitter以外の活動時間帯に頭を過ぎったことをこちらへ。 船橋から丸の内に向かう経路はいくつかある。いろいろあって、東西線あり、京葉線ありで向かうのだが、京葉線(武蔵野線)の道中停車…

おれのくーちゃん

くーちゃんが夜半や明け方に(昼間は寝ている)、僕の近くまで「にゃーん」と声をかけに来る。「おなかすいたにゃー」だとずっと思っていたのだが、違う。くーちゃんは、カリカリを入れ替えても、よほどおなかを空かせているとき以外は、すぐには口をつけない…

宇都宮の(90年代)飲み屋街の話

旧市街の中ほどを、釜川という、昭和57年の氾濫ののち数年かけて、ようやく治水が一段落した暴れ川がございまして、その川沿いに、ちょうどこの、宇都宮市街をやや北西は二荒山(ふたらさん)のほうから南東の新地、中河原、もういっぽんの宮のシンボルであり…

萌えると推すの間

めんどくさいので自分とこ以外のリンクは貼りません。 dk4130523.hatenablog.com ハ行上二段活用動詞「恋ふ」の助詞は、6-7世紀およびそれ以前は、「に」だったろうといわれています。それが8世紀ごろから助詞「を」を伴う用法が次第に一般化してきた。自動…

まったく関係のない話

たまにブックマークコメントで(関係ない話を。)と開陳する流れの、今日は拡大版です。 * 2002年晩秋から2003年、2004年にかけて私は「医者ってさ…」「無菌の国のナディア」の取材に入れ込んでいました。当時、私以外にも、私の知らない、何の関係もない、複…

くーちゃんをお迎えして100日後のころ

私が、くーちゃんをお迎えして100日後というのは、2015年6月27日を1と数えて、2015年10月4日、次に引く記事はそれよりも少し後の10月26日ですが、 dk4130523.hatenablog.com くーちゃんのねこ風邪が癒えて、もはや何があっても手放せなくなってきたころです…

熊肉を柔らかくする調理法(575)

大野晋/佐竹昭広/前田金五郎編「岩波古語辞典 補訂版」から引きます。ちなみに序は昭和49年初秋の大野晋先生によるものです。 も・え【萌え】(下ニ)《芽が出る意。類義語オヒ(生)は大きく生長する意》草木が芽をふく。めぐむ。きざす。「春雨に萌えし柳か梅…

近江筑摩の鍋冠り

久しぶりに、品詞分解します。 むかし、男、女のまだ世経ずとおぼえたるが、人の御もとに忍びてもの聞こえて後、ほど経て、 近江なる筑摩の祭とくせなむつれなき人の鍋の数見む 伊勢120 wakastream.jp 本段は、伊勢の中でも屈指のアフォリズムです。 むかし:…

おれのくーちゃん

おすそわけに来ました。 撮ったときには何でもないスナップのように思ってそのままにしておいたのですが、後から眺めると、かわいい。愛しい。ずっと、にまにましていました。 くーちゃん、恥ずかしがり屋さん。

おれのくーちゃん

テーブルクロスに 左の肘をついて雨の音に耳を傾けている するとくーちゃんが お腹を見せて横になってくる おれは くーちゃんの額に鼻を寄せ 右の手でくーちゃんの手を包み 左の手でしっぽの付け根から 背中をなでる くーちゃんはよほど気持ちいいのか 前脚…

正面からのノックの話

さつまいもカレーを作った。 うまい。 よくわかんないけどホマレ姉さんのおかげだ。 おれの料理に対する億劫心、手間心は、ほぼ取り除かれた。 広岡達朗「ノックの目的は、正面の強いゴロを打ち、選手の恐怖心を取り除いてやることにある。それができれば、…

おれのくーちゃん

おれのくーちゃん😺(´;ω;`) おれのくーちゃん😺\(^o^)/

安吾の話

これ、ちょっとざっと、流し読みに読み流してみてほしい。 www.aozora.gr.jp 坂口安吾のよさが、随筆家、日記作家、ブロガーとしてのよさが、集約されている。 して、この語り口とものの好み、みなさんもよくご存じの、某頭さんに、どこか似ていないか。

おれのくーちゃん

はなちゃんと暮らしはじめて 満5年を刻んだ ところで (はなちゃんお怒りにならんでw) くーちゃんをお迎えしたのは その数ヶ月後 2015年初夏のこと くーちゃんはそのころ 不安な気持ちと好奇心でいっぱいだった おれが見落としてきた 大切なことを くーちゃん…

おれのくーちゃん

今週のお題「大切な人へ」 * 高校のころ 帰宅するなり 1階奥の8畳間へ ばあさんが穏やかに 今日もまた座椅子で うつらうつらしているのを 脇にあるベッドに 腰掛けて見守るのが好きだった * あんまり 居心地がいいので そのまま横臥して 寝てしまったことも…

方法序説的な伺か

昨晩、某所で話したことのおさらいと備忘です。 3つの基本命題。 待っていた/待っているのは、私たちだけではなかった/ない。十分な証言を得ています。 待ち人を待っていること、待ちわびていることは、生の最大の喜びのひとつとして、私たちの前に現れます…

募金の募金感は異常

神社の賽銭箱に貨幣でも紙幣でも投じる行為。駅前の呼び声に応じて箱のスロットに小銭を投入する行為。あれは何と呼ぶのが最適解なのだろう。布施か喜捨か。寄付か。募金する(誤用)か。課金する(同じく誤用)か。募金に応じるか。募金に協力するか。お恵みか…

おれのくーちゃん

緊急地震速報を受けて(死ぬ気で)お守りした翌朝 (こころなしかいつもより側を離れない) おれのくーちゃん😺(´;ω;`)

デラべっぴんもしくはオレンジ通信の件(黄金頭さん第2集、行くわ)

わりい、黄金頭さんエッセイ第2集、行くわ。5-6ないし7-8人くらい「僕私にとっての黄金頭さん」エッセイを募る。掲載する。もちろん黄金頭さんのエッセイは選りすぐる。貴君ら、書いとけ!!! — nekohanahime (@nekohanahime) 2020年1月31日 仮題は「黄金頭エ…

おれのくーちゃん

この写真を撮ったあとおれは より柔らかい (ここはくーちゃんのお気に入りの器) 姿勢となって身を横たえたくーちゃんの 額を首を肩を背を腹を 貴君らに形容したらドン引きされる 跪いた 姿勢と表情と声色と思いですりすりし くーちゃんが喉をごろごろする…

丸田祐三のこと

私は祖父譲りの、大正昭和期を貫く、筋金入りの将棋ファンである。うそではない。いま試みにわがブログを「将棋」ないし「河口俊彦」で引けば、立ちどころに次の記事が上ってくる。 dk4130523.hatenablog.com dk4130523.hatenablog.com 今日、うれしいことが…

「参加者を募る」よりもたぶん大切なこと

タイトルは虚仮威しです。踏み込んだ政治の話はしません。絶望したら白眼視して話をしないのが古くからの流儀です。節を、拙を守る気概くらいは保ちたい。 * みなさん、「つのる」を辞書で引きましたか。 つのり【募り】『四段』(1) 力がついて強くなる。強…

ブログの効用につきまして

今日はこれだけどうしても書こうと思って帰ってきました。 あずらいちさんはなぜか書いていらっしゃらないですが、(はてな)ブログの高揚もとい紅葉もとい効用というのがあります。 ブクマとは?スターとは?2020年版 - らいちのヒミツ基地 あまり教えたくない…

おれのみーちゃん

みーちゃんが足元に寝ている くーちゃんは離れのほかほかの罠 みーちゃんはさびねこで その毛皮の種類がしばしばいわれるように 賢く すばしこく そして独占欲が強くて おれがくーちゃんによく仕えていることを知っている みーちゃんの安心した顔を見ると お…

おれのくーちゃん

帰り来て脚を投げ居るは 抱き上ぐねこの処を得ん 冷たき哉両の小き折れ耳 曲げたる左手で背を抱き 空く右の手で耳を包む者 細む真子の慈悲は翡翠石 「我満ち足れり」嘶くや 絨毯に飛び畳む香箱一つ 寝息ぞ何時しか宵に伴ふ (写真は3年前です)

おれのお袋と中村雅俊

おれのお袋(1949-2001)は、生涯、中村雅俊というものの存在を嫌っていた。疑義を投げかけ、公言して憚るところがなかった。 https://youtu.be/gsjSqBqFPF4 「あの人が俳優として存在している意味が私にはわからない」 いや、おれは好きだ。ゆうひが丘の総理…

おれのくーちゃん

まるでいつか 天に帰っていく 仔猫のとき から 噂を聞きつけ ずっと見ていた 帝は腑抜けになったという くーちゃんはご飯を食べたあと、律儀におれの近くを通り、それからホットカーペットに鎮座する。わずか、それだけ-の-こと-を-気づくまでに、4年半を要…

おれのくーくーちゃん

キッチンで料理をする (今日はポテトラサラダを作っていた。うまい) PCデスクに戻る くーちゃんがチェアの上でのんびりしている その側で膝立てをしてコンソールを叩く 「くーちゃん、ちゅきちゅきですよ」 「大丈夫だからね」 「うるさくない?」 くーちゃん…

おれのくーちゃん

少なくともくーちゃんは おれに「ふにゃー」と小さく鳴けば その意味が 伝わり 応えてもらえると思っている 信じて疑っていない おれは諦めず 弛まず 意味を正しく理解し 受け止めなくてはならない くーちゃんはおれの「だいすきだよ」に 目を細めて応えてく…