帰り来て脚を投げ居るは 抱き上ぐねこの処を得ん 冷たき哉両の小き折れ耳 曲げたる左手で背を抱き 空く右の手で耳を包む者 細む真子の慈悲は翡翠石 「我満ち足れり」嘶くや 絨毯に飛び畳む香箱一つ 寝息ぞ何時しか宵に伴ふ (写真は3年前です)
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