illegal function call in 1980s

1980年代のスポーツノンフィクションについてやさぐれる文章を書きはじめました。最近の関心は猫のはなちゃんとくるみちゃんです。

2020-01-01から1年間の記事一覧

「復活の日」準備日記#0031 映画「イエスタデイ」を見るのこと

タイトルの型はもちろん黄金頭さんです。 * sukekyoさんというわるい人と、彼の愛する愛くるしいワンちゃんがいて、彼らふたりが推すマンガ作品《の健全なもの》は、できるだけ読むようにしています。すごいレビューを書かれる。これ以上は触れずに内緒にし…

「復活の日」準備日記#0030 日光と宇都宮の二荒山神社

軽く。学校でもあやふやなことをいわれるだけで、郷土史もお茶を濁す感じだし、地元でも「ふたら」ではなく「ふたあら」で通しているところもあって、歯がゆい。 日光二荒(ふたら←補陀落)山の謎に迫るかもしれないと、大変興味深く拝読しました。山崎先生の…

「復活の日」準備日記#0029 やはりおれのくーちゃん

使ってきたクラウドストレージを少し整理して(生を擲つとかそういう方向ではなく。今日も採用面接を2社受けてきました)、だいたい時系列で、少し前に撮ったくーちゃんの写真を見返しています。 くーちゃんの写真というのはほんとに不思議で、見るごとに、…

「復活の日」準備日記#0028 22年前の夏に行ったある通話停止解除の話

98年夏の話です。時効ですね。海老沢泰久が広岡達朗を描く際の常套句ではありませんが、今回の記事で、いかに実在する人物に名前や状況が似ていたとしても、まったくの偶然、架空です。よろしこ。 * 大学院に進んで、生活費と学費を捻出しなくてはなりません…

「復活の日」準備日記#0027 おれの親父(おやじ)とその長兄のこと

おれの父親は1946年1月に、水脈としては無関係、名前だけが近親関係にある、いまは宇都宮市に組み込まれた北西部の、鬼怒川と西鬼怒川の短い交合(しそうで、しないで再び離れる)地点に、生を授かった。 10人兄弟の末の子で、2人は水子か赤子で早世したから、…

「復活の日」準備日記#0026 おれのくーちゃん

リストラに遭いました。外資とはそういうものとは聞きながら、振り返ってみればその洗練されたやり口には唸るばかりです。 転職サイト登録と派遣登録を行いました。必死です。 — nekohanahime (@nekohanahime) 2020年7月24日 2020年10月まではいまの給与が出…

「復活の日」準備日記#0025 おれのくーちゃん

くーちゃんは、日中、多くの時間をロフトで過ごす。ご飯の時間になると、降りてくる。 夕方から夜にかけて少し階下で過ごす時間が増える。下僕がPCチェアに腰掛けて、書き物をしていると、いつの間にかくーちゃんは足元で横になり、目を細め、お腹を見せて、…

杏林堂藤田宝(ほう)ちゃん先生の話

ある種の手向けの話。よって「復活の日」準備日記、の冠は外した。 * 宇都宮市の東部を南北に鬼怒川が流れる、東西に水戸街道、国道123号線が横切って走る、2本かかる橋、うち北側が旧大橋、南側が新しい大橋である。東野と東武と国鉄のバスは旧道を走った。…

「復活の日」準備日記#0024 おれのくーちゃん

ブランケットを洗濯して、陽の光が通ったら、PCチェアに敷く。隣の、ねこちゃんの窓辺への踏み台にも、敷く。 そんな掃除と洗濯の日の夜は決まって、くーちゃんはPCチェアの上で眠る。ブランケットに十分な匂いをつけたいらしい。くーちゃんはこの家と下僕を…

「復活の日」準備日記#0023 井脇ノブ子杯「前期中期後期」

お題「#応援しているチーム」 昨日、2020年6月19日18時45分ごろ、私は丸の内から京葉線ホームを目指して歩いていて、スマホの画面を見ていると黄金頭(読み方不詳)さんのツイートが飛び込んできた。 試合開始に間に合ったかー。 #カープ pic.twitter.com/C6xa…

「復活の日」準備日記#0022 おれのくーちゃん

くーちゃん くーちゃんがいかに おれの日々の安息であるか 守り神よ 石敢當か おれはくーちゃんの魔除けになろうと願った いまも願っているが ご覧のとおり おれは何か勘違いをしていたらしい 2015年6月27日時点では おれは魔除けだったはずだ 同じ年の7月9…

「復活の日」準備日記#0021 ふくよかさんのくーちゃんのこと

くーちゃんがうちに来てくれたのは2015年の6月下旬でした。間もなく満5年になります。 はじめのころはちいさいさんで、 やせっぽちさんでした。ほそながいさんでもあります。 それがやがてみるみるふくよかさんになります。手脚とお耳が長いさんだったので、…

「復活の日」準備日記#0020 だっこ-さ-さる-かい

北海道(北青森以北)弁のひとつとして比較的知られたものに、自発の助動詞「さる」「ささる」があります。 togetter.com しかし、これは北海道だけのいいまわしではなくて、昭和50年過ぎの栃木宇都宮でも、少なくともわが家では自然に聞かれていました。 「ほ…

「復活の日」準備日記#0019 随筆にみる黄金頭さんのよさ

黄金頭さんのよさが、大変によく表れてます。 goldhead.hatenablog.com 緑への愛 小さきものへの偏愛 10歳の男の子のような匂い / 40歳の大人の匂い 光を求める行動様式 ふと、思ったことがある。 薄暗いねぐらで寝ころんだまま、携帯電話やメール、チャット…

「復活の日」準備日記#0018 20年平穏にかつ公然と

民法に取得時効があります。 民法 第162条【所有権の取得時効】 ① 20年間、所有の意思をもって、平穏に、かつ、公然と他人の物を占有した者は、その所有権を取得する。 民法 第162条【所有権の取得時効】 | 司法書士条文学習教材『択一六法』 刑法にも、公訴…

「復活の日」準備日記#0017 広岡達朗研究の最前線 2020年5月

あらためて2020年5月時点の、広岡達朗研究の最前線について記録しておきたいと思います。アフィリエイトは趣味でないので、ありません。 基本書4選 海老沢泰久「みんなジャイアンツを愛していた」 海老沢泰久「監督」 いしいひさいち「がんばれ!!タブチくん!…

「復活の日」準備日記#0016 不完全な五輪に向けて

現代五輪が「見る」スポーツの姿をとらざるを得ない以上、行われている間には不完全であり続けます。競技の翌朝に人々が見て間もないことを「感動」として語り合うのは、それらの不完全を埋め尽くそうとする本能的な衝動です。 しかし語りもまた揮発性が高い…

「復活の日」準備日記#0015 どうしたら文章がうまくなるのか

どうしたら文章がうまくなるのか。文体を得られるのか。 ひとつの答えがあります。私もこのブログで、以前にも触れたことがあるかと思います。海老沢泰久さんのファン、日本で一番の海老沢泰久読みヒサさんのサイトです(20馬身差の2着は僕です)。ここに、…

「復活の日」準備日記#0014 渡(わたりではなく、わた)さんの件

やはり、この箇所を何度でも引かせてほしい。海老沢泰久「監督」屈指の名場面。アフィリエイトに結びつかないほうのリンクを貼るので、どうかご容赦願いたい。 監督 (1979年) 作者:海老沢 泰久 メディア: - 試合終了後、広岡は岡田と食事に行った。 「ここの…

「復活の日」準備日記#0013 おれのくーちゃん

くーちゃんの距離感がすき ぜんぶすきだけど。 * くーちゃんはいつも少し離れたところから 見ていてくれる

「復活の日」準備日記#0012 愛すべき人がいて

愛すべき人というのは、 www.youtube.com www.youtube.com これらの平成前中期を代表する男女の歌謡の放つ、切迫感を伴った、おそらくは一夫一婦制を前提し、その手前にある何らかの「向き合う」重さに耐える運命的な人、という意味では、もともとありません…

「復活の日」準備日記#0011 ごんぎつねの語り手はだれか問題

全国数千万のごんぎつね研究者のみなさまおはようございます。 私はエウレカです。すごい発見をしました。鳥ランドのほうであらかたしゃべったのですが、こちらでも書かずにいられない。でも引用と最小限の補足にとどめます。 「ごんぎつね」いまさらっと流…

「復活の日」準備日記#0010 だめにんげnプロフェッショナルの行方

男性役割、いや、競争社会や上昇志向から「降りる」ことの難しさ - シロクマの屑籠 2020年現在においてなお、シロクマのいうように、研修医がこぞって(揃って)コミュニケーション強者になったとはとても思えない。そんなわきゃなくて、むしろ光を、手を伸ば…

「復活の日」準備日記#0009 香川ゲーム条例 ねとらぼさん公開の原本をTorrent放流開始しました

放流開始しました。 Magnet URI Torrent File Torrentファイルのほうは解凍して食べさせてください。 nlab.itmedia.co.jp ねとらぼさんのものをそのままzip圧縮したものです。

「復活の日」準備日記#0008 ストーブリーグの春

まずは、枕に英辞郎1448から。 hot stove league 〈俗〉《野球》ストーブリーグ,野球談義をする人たち,【語源】野球の試合がなくなる冬季に,野球ファンたちがストーブを囲んで,選手の移籍・契約更改・引退などの話をする様子から ストーブリーグということば…

「復活の日」準備日記#0007 石田紋次郎の謎に迫る

石田紋次郎の話をたまにしたくなります。今日はその総集編です。長年の謎がまたひとつ氷解した気がしました。川村真二さんには申し訳ないけれど、全文を引かなくては話が成り立たないのでご容赦いただきたく存じます。 名人落語家の古今亭志ん生は、戦時中に…

「復活の日」準備日記#0006 不要不急罪で叩かれる人

フォンタン手術がいまのところ術後良好とのことなのでお礼参りに出てきた。不要不急の外出は不要不急罪で官憲に棒で叩かれる噂が船橋には流れている。むろん私が流した。 お礼参りは見つかってはならない。本来お参りはそういうもので、密でなくてはならない…

「復活の日」準備日記#0005 おれのくーちゃん

おれのくーちゃん😺 くーちゃん😺(´;ω;`) くーちゃん😺(´;ω;`) pic.twitter.com/vMLgkRXgP1 — nekohanahime (@nekohanahime) 2020年1月3日

「復活の日」準備日記#0004

喉元過ぎれば熱さを忘れる。熱しやすく冷めやすい。さっと潮が引くように。 いろんないいかたがあるけれど、緊急事態宣言発令翌朝のJR船橋駅と西船橋駅からは、それらの《予兆》が感じられた。 静かだ。人通りが少ない。だが、と思った。どこかで見た覚えが…

「復活の日」準備日記#0003

本日は夕刻の帰り、間近まちなかで「新型コロナウィルス咳だ」と直観する男性の喉払いの音を聞くとともに、市川塩浜駅の下りホームでその咳をきっかけに蜘蛛の子を散らすように行列がばらけた様子を見た、初めての日だった。 新型コロナウィルスは、都下ほと…