illegal function call in 1980s

1980年代のスポーツノンフィクションについてやさぐれる文章を書きはじめました。最近の関心は猫のはなちゃんとくるみちゃんです。

糠漬けログ day #0002 だいこん (捨て漬け)

まだ捨て漬けですが、昨日と比べてたった1日でぬか独特のえぐみが少しまろやかになりました。漬け時間14時間。冷蔵庫です。

  • 色は、大根なのでこんなもんです。
  • 手触りは、やわらかい。
  • 匂いは、人参ほどではありません。
  • 歯ごたえは、ほどよい。
  • 味は、塩味が、これも人参と比べて割と均等にいきわたっている感じ。加えて、よりマイルドな、糠の風味。

f:id:cj3029412:20170206201949j:plain

かなりぽりぽり、つまんでいます。これも当然、一部は、お弁当へ。

だいこんの後は、パプリカを入れました。パプリカのあとは、きゅうり、白菜、アボカドの順を考えています。山芋/長芋もやってみたい。

買い求めたものだとつまらないかもしれませんが、手作りなら、大人にうってつけのおやつになるかと。だいこんの青い部分が、好きです。

糠漬けログ day #0001 にんじん(捨て漬け)

まだ捨て漬けです。漬け時間24時間。冷蔵庫です。

  • 色は、なかなかよく出ています。
  • 手触りは、外側がもちもちっとした感じ。
  • 匂いは、糠の粗さがまだまだ強い。
  • 歯ごたえは、固め。芯が少し残る。
  • 味は、塩味に、ふんわりと糠の風味。

f:id:cj3029412:20170206050725j:plain

捨て漬けですが、当然いただきます。一部は、お弁当へ。

にんじんを取り出した後は、念願の大根を入れました。大根の後は、パプリカ、白菜、アボカドの順を考えています。

大切に育ってくれそうな予感がします。今後、この件は毎朝5:30に更新していきます。#4桁、27年分です(笑)。

取材メモから―「セカンド・オピニオン」無菌の国のナディア外伝001

血液グループ先生が専門科を選ぶひとつのきっかけになったのが、「笑っていいとも」であった。医学部6年の初夏、1984年のことである。

f:id:cj3029412:20170205160306p:plain

テレビを離れて見ている子供のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

ある日、学食でお昼をたべているときに、タモリが映った。口べたで、思いつめるほう。友だちもそう多くない。この日も、唐揚げ定食をたべながら、遠くのテレビ画面を眺めていた。医師国家試験のための勉強でろくに寝ていないから、頭はもうろうとしている。

「世界に広げよう。友だちの輪」

記憶が前後しているかもしれないが、と断った上で、彼女、血液グループ先生はいった。「たしか泰葉さんの回。間違い電話か何かで、一般の方、それも何人かにつながったんですよね。ああ、これはまるで医者の仕事ではないかと、そう思いました」

突然、電話がかかってくる。患者や家族は治りたい一心で、相手かまわずいろんなことを伝えてくる。病状、費用、診察時間…。

「理由をつけて、断ることはできる。でも、原則として、特に診療時間を示して病院に詰めているときには、断ることはなかなかできないものですよ」

よよん君の主治医であった滋賀県立医大のX先生も、僕にそんなふうに話してくれたことがある。「患者は、医師を選ぶことができる。僕たちは、患者を選ぶことができない」。

だから実際の診療行為がどうだというのではない。X先生は続けた。「だから、こういっては何だけれど、面白いんです。よよん君、面白いでしょう?」

話を戻して、血液グループ先生。

「私は、かかってくる電話を待っている。その電話を糸口にして、患者さんのことをいろいろと尋ねる。私はほら、人付き合いがへただから、自分から口火を切ることが思うようにできない」

でも、医者になれば、ひょっとたら、もしかしてと、彼女はいうのだ。

「もしかして、患者さんと友だちになることができるかもしれない。子どもがいいな。大人は苦手だから。付き合いの長い、ゆっくり見てあげられる病気のほうが、いいかな。1人、治すお手伝いをすれば、そこからいまでいう口コミが広がるでしょう? 輪が広がっていけばいいと、思ったんです。営業面でも、これはいいと」

そんなふうに思って、選んだのが血液内科。小児科を選ばなかったのは、いわく「注射をして、泣く顔を見ることに耐えられなかったから。大人は、力づくでも我慢させればいい」。

*

続きの需要があれば、草稿からのアレンジですが、(毎回これくらいの分量ずつ)載せます。(卑怯やなわしwww)

*

dk4130523.hatenablog.com

味噌仕込み約2年2か月のご報告

すみません、自分では日々の当たり前になっていたので、別段のご報告をしませんでした。が、味噌は偉大です。

f:id:cj3029412:20170205083141j:plain

 

dk4130523.hatenablog.com

dk4130523.hatenablog.com

dk4130523.hatenablog.com

2014年の12月末に仕込んだお味噌3樽(!)のうち1つです。ここから、手近な密閉容器に移し替え、お味噌汁を作っていました。ホマレ姉さん(id:homare-temujin)から、

味噌を作って、
ぬか漬けをつければ
もう料理はしなくても良いと思います。

とコメントをいただき、そういえば味噌は俺だけの世界で閉じていたなあと、ご報告をせねばと思った次第です。

少し塩をきつめに仕込んだのがよかったのだと思います。ここ船橋では夏場ねこちゃん用エアコンありでも室温は31度になることがあります。味噌樽はそれよりも4、5度温度の低いクローゼットの奥です。写真のこいつは塩の濃いめですが、幸い、塩が薄い他の樽も大丈夫です。そしてどれも、味に微妙な違いがあり、いずれもおいしい。やはり手前仕込みは違います。

f:id:cj3029412:20170205083726j:plain

こんな感じで、再び眠りへ。

おまえたちが、アヘン戦争憲法草案や左右の談義に心を砕いている間にも、味噌はだまって発酵を続けます。そういう余計なことをいわなければ俺もいいのですが、そこが生きる味噌であり、仕方のないところです。2年2か月、あっという間だろうと思って仕込んだら、案の定、夢のまた夢、でございました。みんなも味噌を仕込んだらいいのにと思います。

作ってみた 包まない野菜餃子

作ってみた。

オリジナルは、これ。

材料

(A)

  • キャベツ:好きなだけ(目安、1/4個)
  • 白菜:同(白い部分を数枚)

(B)

  • 葱:同(白い部分を長めに)
  • 韮:同(1/4束ほど)
  • 豚ひき肉:200g
  • 塩胡椒:気持ち
  • 片栗粉:少々

(C)

  • チューブにんにく:少々
  • チューブ生姜:少々

(D)

  • 餃子の皮:14枚(7x2)
  • サラダ油:少々

(E)

  • バジル:お好みで
  • あおさ:同
  • みつば:同
  • ケチャップ:同

作り方

  1. (A)をざく切りにする。塩をしてよく揉み、絞る。
  2. (A)と(B)をミキサーにかけて「ひどく」「うんざりするほど」(村上春樹)練りこむ。肉の色をおよそ消し去り、なんでこんなに緑なんだというくらいで今回は正しかった。(小林緑をかけている。伝わらない方はこの機会に「ノルウェイの森」を。まあ読まないでいいと思う)
  3. 2.に(C)をていねいに混ぜ込む。ミキサーしない。スプーンと手で。もにゅもにゅ。
  4. 大き目のフライパンにサラダ油を敷き、餃子の皮を並べ、3.を中央部分に盛る。いや、盛るというより、均す。方墳円墳。
  5. 蓋をして弱火で表10分。いい香りがしてくる。
  6. 返してサラダ油を回しかける。油を回す。蓋をして弱火で裏8分。
  7. お皿に盛る。
  8. (E)を振るい、かける。包丁で切れ目を。ピザかっ。(ダチョウ的に)

うまい。

f:id:cj3029412:20170205070140j:plain

とりわけ、皮がぱりぱりして、うまい。香ばしい。ポイントは、韮か。

この先のアレンジは、id:trick-spec さんと、id:homare-temujin さんにお任せしたい。よろしゅうごわすか。さすれば世界に平穏が訪れる。儂は修行僧ゆえ。

そして写真と丁寧な記事化は、id:kinako222 さんに。儂はサラダ油を手から払い、よく洗って、くーちゃんをなでなでする仕事が待っておる。

そんなわけで、みまさま、よろしゅう。(とかいいつつ、これかなり満足したw うまい。みなさまが作れば、きっともっとおいしいと思います。)

明日糠漬けを仕込みます

おいしそう。

rocketnews24.com

しかしGO羽鳥はおそらくこの世界では新参だ。まめにやっていることは認めよう。だが白菜がない。茄子を諦めている。蕪がない。柿とスイカの皮がない。鷹の爪が足りていないんじゃないのか。

めらめらと俺の中の何かに火がついた。

ぬかと、野田琺瑯の準備はできている。未開封。だいぶ前に、買ったまま、何かと理由をつけて放置しておいた俺の落ち度だ。

washoku-lab.net

本当は、ぬか床も自家製でないといけないんだ。ばあさん、すまない。

あと、あの、いいにくいんだけど、ばあちゃん、アボカド漬けていいかな。

*

うちの生家では、毎朝、当たり前のように糠漬けが出てきてね。代表選手はきゅうりと茄子と白菜。おかずは鮭に大根おろし。味噌汁はお豆腐と茗荷、あるいは韮と溶き卵とか。梅干し、納豆、自家製ふりかけ。煮豆。アスパラガス。焼きのり。

それで、十分だった(思えば、大変だなこれ準備するの…)。あのころがいちばん健康だったなあ。同級生がむやみに「いい身体だ」と俺をぺたぺた触りにきてた。18歳くらいから俺が道を誤ったのは間違いない。あらためて、明日から少しずつでもコースを戻していきたい。