illegal function call in 1980s

1980年代のスポーツノンフィクションについてやさぐれる文章を書きはじめました。最近の関心は猫のはなちゃんとくるみちゃんです。

エリンギパスタ

id:watto さんがコールをくれたころ、仕事の合間にとあるスーパーに入ろうとしていた。

www.watto.nagoya

うつむき加減に、しいたけ先生の静かで熱いメッセージをぶるぶる感受。

店内に足を踏み入れ顔を上げる。

と、そこには「きのこ類のもぎ取り」コーナーがあった。

のだが、目に入らず、お姉さんの配るきのこ類の試食品とその爪楊枝にふらふらと吸い寄せられていく船橋の私。

「いただきます」

「どうぞどうぞ」

きのこ類のガーリックバター炒めである。うまい。

「うまい。おいしい」

「でしょう?」

んなわけでもぎ取りをし、(ぽきっと折る。1本88円x2)、モランボンのソースもあわせて籠に入れる。あとカイワレ。「xxちゃん売るのじょうずー」後ろで声がする。おばちゃんそれ聞こえるようにいうのね。

わずか200円で、こんなに立派なのが手に入った。(ちなみに切ってパスタに使った残りで、これ)

f:id:cj3029412:20170523194434j:plain

ずっしりと重く、雄々しい出で立ちである。

作り方

聞いてきた。

  1. 水で洗わない。
  2. 輪切りにする。輪切りにした上で銀杏にするのは自由。
  3. 2種類以上をブレンドすると楽しい。
  4. 試供品はオリーブオイルだが、お勧めはマヨネーズ(+ケチャップ)で炒める。
  5. スパゲティは時間通りに茹でる。
  6. モランボンのソースがあう。
  7. かいわれをちぎっていれるのが(おねえさんは)好き。

出来た

f:id:cj3029412:20170523150236j:plain

作っている間にくーちゃんはロフトに上がってしまった。

昼間はわりと自由が効く日だったので、くーちゃんに会うために立ち寄ったのに。

(なにせ朝6:10から働いている。それくらいのワークスタイルか威嚇はあってよかろうものを。)

うまい。

www.moranbong.co.jp

その、絶妙にうまいソースが、Amazonにはなかった。

*

dk4130523(id:cj3029412)さんの「無菌の国のナディア外伝」出版&「血液グループ」先生探しプロジェクトを応援します - しいたげられたしいたけ

わっとさんの優しさに心を打たれました。私もリンク先を読みたがらない派です。支援ブックマークさせていただきます。

2017/05/23 15:34

b.hatena.ne.jp

dk4130523(id:cj3029412)さんの「無菌の国のナディア外伝」出版&「血液グループ」先生探しプロジェクトを応援します - しいたげられたしいたけ

わっとさんは本当に優しい。(スマホからだとカラースターが押せない…)

2017/05/23 13:07

b.hatena.ne.jp

くっそー(笑)

みどりの小野さんがあなたのトゥートをお気に入りに登録しました
1 時間前
nekokurumihime✅ @nekokurumihime
みんな id:watto さんが優しいって(まるで俺は優しくない)(ぷんすか)(いいんだよそれで!)w

www.nekotodon.com

*

ふっふっふ。俺は俺で優しくなく、日本会議の実務能力のように(以上13字伏せ字)やらなきゃいけないことがあるんだぜ。

*

引き続き、ご支援、お口添えのほど、よろしくお願いいたします。

またおなじ話してりゅ…(´;ω;`)

また同じ話をします。

今朝6:10に出社して2時間で大半の仕事を片づけました。今日はお昼過ぎに船橋活動のあと、本郷三丁目で大学時代の先輩(恩人)に協力を依頼してきます。

FLASH

(いまの若い人たちはおそらくこのFLASHを知らない可能性がある。)

僕が書いた物語は、ひとつには、このFLASHへのアンサーです。

2つ、忘れられないコメントがあります。「映画化決定!」そして「血液G先生は今もがんばってらっしゃいますよね?」

ずっと、ずっとずっと、だれかが映画化してくれると思っていました。ところがそうは問屋が卸さなかった。いつまでたってもノベライズも映画化もない。僕が握っているから、ではない。2004年春当時、僕のほかに取材の申し入れをしていた方が数人いたと聞いています。

僕は、負けてもいいと思ってた。電車男(出版:2004/10)に先を越されて、この分なら「無菌の国のナディア」も映画化される。に、ちがいない。だって、比べたらわるいけど、作品の愛の純度がまったく違うから。(そう読んでみると、電車男は話が始まったときからメディアミックスしやすい、どこでも鋏を入れやすいある種の軽さがあった。)僕が出版関係者なら、この話は放っておかない。そう思って、あれこれ(いまと同じように)手をつくしてコンタクトを試みたのが始まりでした。

何が重い/難しいのか

ノンフィクションは、時系列で絵巻物を繰るように話を進めればいいというのではないと僕は思います。語り口、通奏低音、シーンを切り取る手の鮮やかさ。印象的な導入部。いろいろあります。たとえば、いつも引き合いに出す山際淳司江夏の21球」。あれ、ノンフィクションライターを目指したころには、書けそうに思いがちなんです。平易だし、題材は目の前に転がっている。あとは、「伝手」(関係者への取材)とチャンス(およびその前提となる若干の実績)があれば、書けるんじゃないか。

書けません。

その証拠に、山際淳司(/海老沢泰久)以降、これといったスポーツノンフィクションの書き手は現れていないでしょう。読んで「よかった」「自分もスポーツノンフィクションを志した時期があった」とまではブログに書ける。野球やサッカーその他のスポーツを見た感想も書ける。

でも、山際作品を読んで味わったときの喉越しのよさ、みたいなものは案外、作れないことに、(その道をいちどでも志した人なら)気づいて愕然とするんじゃないかな。

どの切り口から再現/ドキュメントするのか

山際さんの場合の話は、また別の機会にします。

僕の場合は、先のFLASHコメントにあった「血液G先生は今もがんばってらっしゃいますよね?」でした。そうだよなと思う。

ただもう、これが滅法きつい。周辺取材から、血液グループ先生に、よよん君だったらこう送っただろうなというエールを、浮き立たせなければならない。よよん君はもうなくなっているからね。それに、(以下は作品公開まで自粛)。

「映画化決定!」これもつらかった。(していない。)結果、以下の8章立て(プラス導入部)に落ち着かせた。

  • はじめに:初めてお読みになる方へ 3
  • 第1章:ふしぎな踊り 6
  • 第2章:血液内科医(1) 11
  • 第3章:母 21
  • 第4章:友人(1) 31
  • 第5章:主治医 39
  • 第6章:友人(2) 49
  • 第7章:血液内科医(2) 59
  • 第8章:くまとねこの酒場 65

96分の映画として、各章12分の映像。いいのかどうかはわからないよ。脚本家でも映画監督でもないから。ただ、絵になった姿をいつも念頭において書いていたことは確かです。

ただね、書き上げて、これは再ノベライズ/映像化するのが難しいだろうなという場面に僕自身が出くわした。これ以上はいえない。でもこの形しかないよなと自分にいいきかせながら書ききった。(以下は作品公開まで自粛)

仕事に戻ります(´;ω;`)

本稿のために予定していた40分を使い切ろうとしている。うむ、仕事に戻ります。次回更新は、おそらく今日午後に大学の先輩と話をしてくれば、何かしら動きや思うところがあると思うので、夜にでも。

camp-fire.jp

以上、ひとり宣伝部長でした。

ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

みんな気づいているかもしれない話

例の件、早速ご支援をいただきました。idコールはお嫌いな方がいらっしゃるかと思い、代わりに御礼の小(?)噺を。

*

猫のコピペで好きなのはいくつかあるけど、今日引くのはこれ。

23 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2010/03/22(月)

15:15:49.34 id:A1u8wKhf0

【お悩み相談】ずうずうしい野良猫

Q.通ってくる野良猫が大変にずうずうしく、困っています。

始めは家の外でみゃーみゃー鳴いて飯をねだる程度だったのですが、

この寒空、外は辛かろうと一度玄関に泊めたのが運の付き。

それから飯をねだるだけでなく、毎日家の中に入ってきて、

6kgの巨体でホットカーペットを占領するようになりました。

野良の分際で、根が生えたようにホカペから離れず、

家人が部屋のドアを開け閉めすれば寒いと鳴き、

部屋から人がいなくなれば誰か来いと鳴き、

人が来たら来たで撫でろと鳴き、さらには膝に乗せろと要求する始末。

それでいて、自分が外に出たいときにはとっとと窓際に行き、

夜中だろうが家人が寝てようが窓を開けるまでおらび倒します。

こやつ、一度私にとっ捕まって去勢手術されたのですが、拉致して

痛い思いさせた相手の前だというのに腹出して寝ている姿を見ると、

野良としての矜持はどうしたと小突きたくなります。

どうすればよいでしょうか。

 

A.あなた以外はみんな気づいていると思いますが、その猫は

野良猫ではなく、あなたの飼い猫です。いままでどおり、やさしく

世話してあげてください。

nekomemo.com

*

私は、自己愛性パーソナリティ障害、あるいは回避性パーソナリティ障害の気が、けっこうあります。自己抑制的な性格でもあり社会的には傲慢なタイプではないと思うのですが、太宰治が抱えていたという「慢性的な虚無感や疎外感」は、とてもよくわかる気がします。また、「妥協を許さぬ完璧主義者であった。祖母に溺愛され、母との情緒的な繋がりを持ちにくかった」なんていう三島由紀夫評は、共感を禁じ得ないところがあります。

社会に適応するために、精神的腕力にものをいわせてねじ伏せてきました。結果、44歳の今日までやってくることができました。それが、なぜいまさら思い至ったかというと、「セカンド・オピニオン」の原稿を脱稿したときの虚無感が並大抵のものではなかったからです。また、執筆に15年もかかった理由もそこにあります。そこにあるのだと、我が身を振り返ってようやく気づき(素直に認めることができ)ました。

*

血液グループ先生の名誉のために、作中では触れませんでしたが、血液グループ先生その人もまた、非常に厳しい(教師と聞きました)お母様に躾けられた方です。お父様は外洋船の船乗りで家にはほとんどいない。血液グループ先生は弟さんとふたりでお母様のことを「鬼」のつく伝統的な日本の罵りことばで呼んでいたそうです。そのあたりの事情は、高橋まつりちゃんについて思うところを記した記事で触れました。

dk4130523.hatenablog.com

*

頭のおかしいことを書きますが、私は、物語なんてものは、実用でなければ意味がないと思っています。手にして、読んだときに、圧倒的な共感やカタルシスや同時代的幻影が立ち上ってきて、「ああ、生きていてよかった」と思うものでなければ、なんだそりゃって感じですね。

私は、血液グループ先生が、今回の物語を手にしたときに、物語と現実の時間軸が重なり合って、「書いてもらってよかった」と思ってもらえる取材、構成、筆致にしようと、悪戦苦闘を重ねてきました。それは同時に、私自身が読んで救われるはずの物語でなければならなかった。あたかも、血液グループ先生がよよん君との…いや、なんでもない(笑)。

*

不思議なことに、書き終えて、読み直してみると、「ああ、これは俺の話でもあるんだな」って認めることができたんですね。これをいうと感情に波風がたってきついんですけれど、母親も、父親も、難しい人でした。母親は亡くなり、そのときにおそらく和解できたんじゃないかな。父親は、おそらくいまだに何が問題だったのかを理解していない。

それでね、その辺の話を、「ええかっこうしい」ばかりでなくて、俺はもうちょっとブログで発信してもいいんじゃないかと思ったわけです。生々しい話をしたらドン引きですが、実際問題、振り返ってみれば、俺のこの病はもう30年以上の付き合いです。

「ばあさんの作ってくれたもの以外は飯がうまいと思えない」とかね。「道を歩いていると日の光になんだか負けちゃいそうな気がして引き返してきました」とか。いろいろあったんだけど、離婚した理由は「この病に大切な人とその人生をこれ以上付き合わせる/費やさせるわけにはいかない」が内心けっこう大きかったとか。(ちなみにここが俺とサイバーメガネ(id:netcraft3)をわける分水嶺の1つかもしれない。)

*

どうです? こんな話、需要ありますか? 東大出て中間管理職たって実際しんどい/しんどかったんだぜ、みたいな話。ま、文才(読ませる文体)次第なんでしょうけど。

増田でやれってかw

*

そうした、万感をレトリックに溶け込ませたつもりの作品でございます。

引き続き、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

camp-fire.jp

追記:

俺みたいなタイプは、早々に再婚すりゃよかったのかもしれないね。でもねえ、我が病を癒やして独り立ちして、それからにしないと、関わった人に迷惑をかけるからと、極端に思い込んでしまったところがある。それくらい、この病気はキツいのよw

「無菌の国のナディア」外伝の件 CAMPFIREでプロジェクトを公開しました。

「無菌の国のナディア」外伝の件 CAMPFIREでプロジェクトを公開しました。

camp-fire.jp

もう少し、収益化のところに本音でぶつけた(「高額紙幣ください」)メッセージを前面に出してもよかったかなという気持ちはありながら(笑)、修正/再申請には数日を要することもあって、時間のとれるこの週末を逃したくない気持ちを優先させました。

*

書いた内容は、自分としては、ベストです。付け加える形でいいたいことはたくさんあるんですが、それは作品を手にとってくださった読み手に委ねられるべきことと思います。

*

あとは、プロジェクトが少しでも人目に触れるよう、地道に活動を進めていきます。

*

1部3,000円とややお高めですが、自分だったら支払うだろうなという線です。また、目標の1,000部も、これくらいは広まってほしい、電車男が100万部なら、その1/1,000くらいはという気持ちです。

電車男 - Wikipedia

*

何か、お聞きになりたいことがあれば、コメント/ブコメでも、CAMPFIREのほうでも、どうぞお尋ねになってください。

*

では、あらためて、みなさまのご支援をよろしくお願いいたします。

進捗報告です(という名の自己解題)(の、ようなもの)

「無菌の国のナディア」外伝の件、進捗報告です。

本日さきほど5/18夜にCAMPFIREさんにプロジェクトの修正再申請を行いました。修正ポイントはリターン(印刷物)の発送時期です。7月末にプロジェクト完了、8月に発送準備、9月お手元着としました。他、いくつかリターンの種類を増やし、文言の修正を行うなどしました。

それはさておきサンプル公開です。先日先行でお披露目したものに、もうちょい範囲を広げました。

http://kumabooks.com/Second-Opinion-Sample.pdf

CAMPFIREの申請中のプロジェクトページにもリンクを貼ってあります。

*

原稿が仕上がり、あとは世に問うだけの段となり、気分がいいので少し与太話をします。させてください。させていただきますです。

*

電車男(2004年10月)のころ、僕の今回の原稿はもうちょっと早く仕上がって、電車男を追いかける展開をイメージしていました。

これは僕の筆力が、というのではなく、スレッド(コンテンツ)自体のもっている力です。当時、電車男の何が面白いのか、正直にいえばまるでわからなかった。何かが見え透いている。変な表現ですが、そう思いました。仕掛け人がいることが見えている。

それに対して、こっち(医者ってさ無菌の国のナディア)はいまのことばでいえば「ガチ」です。ガチ中のガチ。ただ、それでも、血液グループ先生にしても、よよん君にしても、実在を疑う/運営のやらせ説みたいな声は存在した。

それが、僕には不思議で不思議でならなかったですね。まあ、気持ちはわかるし、放っておけばいいんですけれど。ただ、それもまた、当時の2ちゃんねるの深層の雰囲気でした。

*

これは、以前にお披露目したかな。

こっちは、URLを掘ればいいだけだけれど、まだだったでしょう。

この行為がね、(たまたま2ちゃんねるで居合わせた見ず知らずの他人が、たまたま血液内科医だったというだけで、ここまでやって)いいのかどうか、わからないですよ。ちなみにこれ(いいのかどうか、わからない)は、「圧倒的にいいこと」だと思うときの僕のいいかたですけどね。

あ、わが恥を晒しておかなくては。

そして、
多くの人々の心を繋いだこのエピソードは、
今後、ある形となって
世に出るかもしれない・・・。

これ、僕の今回の物語のことです。きゃー(=^・^=)

ちがうんだ、2004年8月9月時点ではもうすぐ書けると思っていたんだ。でもね、結びにあたる8章部分の会話が、ということはつまり僕のこの物語に対する根本的な認識が、からきしだめだった。当時31。わかるわけがない。いま44だけど、それでもやっぱりぎりぎり手がかかった、くらいかな。

よし、がんばる。

f:id:cj3029412:20170518220013p:plain

ここんとこは、チャンドラー「The Long Goodbye」(ということは近代の探偵小説の最良の部分)を、少しだけ、ほんの少しだけ、意識している。つまりだね、なぜ人はものごとを調べて物語にわざわざする、せざるをえない、したくてしたくてたまらないような題材との出会いが、それと意識されるような形でありえるのかということだ。うむ。うむじゃねーだろw

*

このことは、この場で、いずれ続きを書くこともあろうか/書かなくてはと思う。なぜなら、僕をこの認識にまで運んでくれたのが、はてなブログだからだ。いっつもやさぐれている自分を発見する/した。自己認識は1人じゃできないんだ。実につまんねー悟りなんだけどさ(笑)。

2002年当時の、2ちゃんねるには、それがあったんだよ。

173 名前: 卵の名無しさん 投稿日: 02/03/14 21:21 id:RE08lnIC
ここは匿名の掲示板だからなんでもいえる
だから

俺も祈っている。

できることならば、俺、この173さんに会ってみたい。

dk4130523.hatenablog.com

dk4130523.hatenablog.com

プロジェクトの進捗、またお知らせします。

現在CAMPFIREさんでプロジェクト審査中です

(きらきらツイッターではなく)こっちで地味にお知らせします。

dk4130523.hatenablog.com

5/15(月)15:00現在のステータス等は次の通りです。

  • CAMPFIREさんでプロジェクト審査中です
  • 最低ファンド単価が3,000円とのこと。よって1口3,000円のご支援になります
  • 目標1,000部。ただ売上が主目的ではありません(後述)
  • まず、売上とリターン(※皮算用)は次のとおり:3,000×1,000=300万円。くるみ製本代が印刷会社を使って35万円。ゆうパックが25万円。7月末プロジェクト終了。8月発送開始。希望される方にはPDFファイルもお送りします。(参考:コンビニ印刷を行う場合A4モノ普通紙で770円かかります)
  • そして、プロジェクトの第一目標は「血液グループ先生の耳に自然に入るようにこの話題を盛り上げてほしい」
  • 校正を行っています。これが地味につらい(笑)
  • プロ編集者/校正者ではないので100%撲滅はむり。PDFを先行送付して、タイポを発見してくれた方にはクレジットするなど…考えています

*

つまり(何がつまりだw)私の15年間の価値、功績は300万円マイナス経費60万円=240万円だったことになります。否、諸君、私はそういうことがいいたいのではない。これは私の押切もえに対する文学的敗北を意味するのではない。ことばは言霊となり翼をもち天空を翔ける、云々と意味不明のことを話しており…。

*

また、お知らせします。(ジブリアニメまで持っていきたい…)(どうしたらええのや節子…)

 

歓喜雀躍する三島由紀夫

まあ、見てくれ。「見てくれを気にする」の見てくれじゃない。

見てほしいんだ。

www.youtube.com

内容は問わないし、論じないよ。

とにかくね、木村修(全共闘A)の裏側で、「先生」と(間違えて)呼ばれて相好を崩す。実にうれしそうだ。こんな表情の三島はめったに見ることができない。

小坂修平は、阿呆だと思うけれども、かなりフェアに理解している。

すっかり、礼に始まり、頭を下げて礼におわる。マクラ、「暴力反対決議」の件(くだ)り、下手な落語よりよほどおもしろい。

全共闘は頭を下げていないね。

その中にあって、木村修がいいことをいっている。

(三島は)自分が死ぬことを予定してしゃべっていますね。あのときには全く(それに自分=木村は)気がつかない。

それに引き換え、芥正彦はひどいね。

さておき、自決のときの檄文じゃないんだ。こっちだよ。伝わるのは。

わかってて、市ヶ谷で、伝わらないほうを選んだんだろうね。

「聞いてやるよ」

途中で野次/合いの手を入れる全共闘Xがいるけど、あれはよくないな。思想的立場を超えて、サービス精神に対する敬意が感じられない。

俺は思想と方法論は左翼だよ。でも、心情と文学では三島を否定することはできないよ。

かわいそうにね。