世界各地から同僚やビジネスパートナーが日本に訪れてくる。
そのときに接遇するというのも僕の仕事のうち。ビジネスアワーはお客さんとの間の通訳と商談のアシスト。ビジネスアワー外も通訳とガイド。それと大切なのがランチでちょっと気の利いた和食に連れていってあげること。かなあ。
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で、夕べは彼らは銀座で飲み会。僕は参加できなかったおわびを兼ねて、きょう朝いちばんでホテルまでお届け物。
これらを4人分に小分けして、始発で銀座へ。ホテルのフロントに言づける。
きょうの日中は僕が用事があり都合がわるい。ゆえの始発。彼らは午前の早めの便で成田へ。そして銘々の国へ。小分けのおつまみは、彼らも僕も心得ていて、だいたい成田で消費される。あとで聞くと、母国に持ち帰った「らっきょうのピクルスがうまかったから次回は家族の分も用意しておいて」(チュニジアから来た人)とかあって、なかなか面白い。
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帰り道。少し足を延ばして隣の東銀座駅まで。
人影のまばらな朝の銀座というのは乙なものですな。師走ということで思わず三木助の芝の増上寺様(「芝浜」)を諳んじる。
http://ginjo.fc2web.com/004sibahama/sibahama.htm
(このリンク先から漂う風情はとりわけ、あこう浪士様(id:akouroushix)に…)
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そうこうしていると、もっちさん(id:mocchi_blog)からいいねをいただき、朝のご挨拶。
@_x_mocchi_x_ おはようございますにゃー😺😺😺
— nekohanahime (@nekohanahime) 2016年12月9日
こんな時間帯に何をしているんだろう? 僕もですね(笑)
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歌舞伎座は、何度か人に勧められて見に来たけれど、どうもねえ。存命の役者さんは…(またそんなこといってる)。見たかったのは、15代と16代の羽左衛門さん。ふたりのことを、大正うまれのうちのじいさんとばあさんが、戦前出会う前にそれぞれ親に連れられて見ていたらしいんだよね。とくに15代さんは男前だったと、茶飲み話で二人は話していたっけなあ。
http://www.kabuki.ne.jp/meikandb/omoide/actor/320
ご存命の方では、だれがいいんだろうね。いつものぞろっぺいの、締まりのない話で申し訳ない。