illegal function call in 1980s

1980年代のスポーツノンフィクションについてやさぐれる文章を書きはじめました。最近の関心は猫のはなちゃんとくるみちゃんです。

こねこたちのその後2

こねこたちは7/10の里親募集会に出ます。紹介はあいうえお順で。

yume-neko.net

きなこ

www.pet-home.jp

ごま

www.pet-home.jp

みたらし

www.pet-home.jp

俺とシェルターさんが4/28に保護したちゃーちゃんが、大切に生を授けて育てた3人の男の子たちです。預かり宅さんでも存分に愛情を注いでいただきました。

だから、里子には出さん。やっぱりやめる。じたばた。くっそーw 

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5/4に生まれて、その後みたらしの生育が遅れていて、耳内にダニがいることが分かって駆除して、ごまときなこに体重が追い付いて(それでも480gが540gとか)、順番に風邪をひいたと聞いて心配して。ちょうど激務の時期と重なって、でも夢のような2か月だった。

捕獲器をセットして1時間半後くらいにかたって音がして、ちゃーちゃんにごめんねっていいながら捕獲器をビニールひもで縛りながら爪を立てられて、でもこっちも必死だからね。シェルターさんにメールして、総武線に乗って、ちゃーちゃんの拘束時間の短くて済む東西線の南砂駅を待ち合わせに選んで、段取りがひととおり決まったら安堵で電車の中で感極まって。

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ま、いろいろ書いてますけど7/10の譲渡会では僕は「借りてきたねこ」です。3人を、そして出来ればちゃーちゃんのことも、幸せにしてくれることだけを、応募者さんにはお願いする気持ちです。(ゆめネコさんのスタッフさんの陰に隠れてきっと俺は出ないけどね。設営/撤収スタッフに徹するつもり。)

これだけ書いてしまうと、里親さんにはドン引きされるかもしれないけど、そこを含めて「あほやなあ」いうて、SNSでソーシャル下僕友の会が出来ればうれしいです。

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実際には、3人が、それぞれ里親さんの元で新しい名前を授かったら、俺は娘を嫁にやった父親のように、口を閉ざすことになるでしょう。母猫と、子猫を保護することが、こんなに切ないことだとは、知らなかった。

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自分の首根っこを掴んで現実に引き戻すために書きます。

譲渡費用の18,000円、高いとお思いかもしれません。僕もはなちゃんくーちゃんをお引き受けしたとき(とくに初めてのはなちゃんのとき)は、内心正直、けっこう高いなあと思いました。

しかし、あえて書きますが、ここまで大きくなるのには、手間暇がかなりかかっています。嫌という意味ではないです。食費150円(もっとかかってるけどw トイレ砂とかお世話用品はいろいろあるんやで)×60日+ノミダニ駆除+血液検査+ワクチン+固定費(預かり宅さんのケージ、俺が買った捕獲器w)、募集会設営の頭割り、交通費、そのほかを考えた場合、こちら側から見れば格安、破格です。ワイもかなりカンパしてるし、赤字やないかw

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いいたいのはそのことではないです。

1日300円(×60日=18,000円)程度の積み立てで、救われるねこちゃんの命があるのなら、俺は積み立てを続けたい。もっといえば、ちゃーちゃんがあの日、俺のことをじっと見つめて何かを訴えようとした瞬間、俺は損得にかかわるほとんどのことを度外視して、このねこちゃんのためにと思い、決意をした。それは替えがたい、得がたいことだったと、思っています。