今日はTOEICと、英検(準1級)の授業を各1本。
TOEICの後の中休みに、よく質問に来てくれる生徒さんから「先生、スタディサプリってどうですか。先生の授業よりもいいですか」と(冗談交じりに)尋ねられました。私が答えた骨子は次のようなものでした。
- スタディサプリ、聞き及ぶ範囲で、悪くはない。ただし、英語の本質、というか、学究的な意味も含めて、「英語とは」をしっかり根付かせたいなら、僕の授業のほうがいい。
- スタディサプリは、ある程度、「期間限定(短期集中)」で「試験の点をとらせる」ことに向かっている(当たり前のことのようだけれど)。僕は違う。僕は「大崩れしない」「長く負けにくい」英語体質を身体になじませることに重きを置く。それが是という結論に達した。
- つまり僕のスタンスは、スタディサプリ的なものに、負ける(笑)。
「とかいって、負けているつもりないでしょう(笑)」と、彼女、その生徒さんはいいました。津田塾を出て数年、会社勤めをしながら、副業で実務翻訳家を一旦は目指したのだけれど、「日本人にとって英語とは」につまづいて、それなら基礎固めからと、1級を目指している(!)方です(さすが津田梅子の薫陶)。現在、900点、準1級。僕とそう変わりません。
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違いがあるとすれば、説明原理と、日本語かなあ。
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おれはさんざん、英語に負けてきたからね。どうすれば負けるかなら、わかる。それをいったら、日本語にもさんざっぱら、やられてきた。
「実像の(弱い=おれのこと)宮本武蔵か」
とか、そんなことを思いながら、その生徒さんを含む、20人ほどに、先ほど、明日の2次に向けた個別のポイントを、予備校のウェブサイトを通じて送り終えたところです。
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言葉が通じるって、何だろうね。トホホ (´;ω;`) まあ、おれが負けても、生徒さんたちは受かるから。大丈夫。つらいなあ。