落花生の話をします。
千葉(船橋)に来て驚いたことの筆頭に近いのが、落花生が高いことです。
習志野の、下田園さん。ここ、とても良心的な値付けで、おいしい。きれい。粒が揃っている。船橋市街のお土産店に行くと何割か高くなります。でも、その下田園さんでも、500gに1,900円はちょっと出せない。
僕が子供の80年代、宇都宮市内の乾物屋さんで買うと、キロ800円とかじゃなかったかな。あれはギフトではなかった。日常用、家族用。
と、ここまで書いて思ったのだけれど、みなさん落花生を日頃から召し上がりますか。
そういえば僕はそんな習慣をすっかりなくした。それで高いと言っている。
船橋あるいは千葉で売られている、売り物の落花生は、基本的に名産、お土産価格なのでしょうね。
団欒を、なくしたからかなあ。落花生、グレープフルーツ、冬場のみかん…何かしらあってね。こたつ横ではお袋やばあさんが、松前漬けにするスルメを切っていたり、ちょっとした縫い物、編み物をしたりしていた。その手休めに、落花生を器用にむいて、つまんでいた。そんなに、高いものじゃなかった気がします。