illegal function call in 1980s

1980年代のスポーツノンフィクションについてやさぐれる文章を書きはじめました。最近の関心は猫のはなちゃんとくるみちゃんです。

「相当古い名簿」「10年以上前の名簿」の由来を考察する / 5/14(金)20:00-20:30ツイキャス復習メモ「点と線」第49回

おはようございます。「点と線」第49回ご報告です。昨晩5/14(金)20:00-20:30に行ったツイキャスの復習メモです。このツイキャスでは署名簿に記された転居前の古い住所が一体どのような名簿の由来の可能性があるのかを考察しました。使用した図は次の1枚絵です。

 

 

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佐賀を含む不正署名97-98万筆に「亡くなった方」「転居した方」を対応付ける

  • 報道は選管さんに提出済の43.5万筆とそこに83.2%含まれる不正(結果的無効)署名36.2万筆が勢い中心になりがちですが全体像はそうではありません。佐賀を含む100万筆に届くラインを狙って不正署名が実際に行われた。行われたことは疑い得なく、また各種の数字も「佐賀を含む100万筆を届くライン」を前提にするとよく符合、親和、整合します。

故人の署名8000人、古い名簿流用か 愛知知事リコール不正:中日新聞Web

  • この中日新聞さんの報道から「県内の各市区町村選管には、計約43万5,000人分の署名が提出され、このうち83.2%の約36万2,000人分が無効だった。無効な署名のうち、選挙人名簿に登録されていない人の署名は約48%あり、死者や既に転居した人の署名も含まれていた」「既に死亡している人の署名約8,000人分が含まれていたことが、関係者への取材で分かった」を用います。
  • 用いる際に繰り返しになりますが提出済43.5万筆にだけ対応付けと分解を行うのではなく、作成されたと思しき97万(図では0.2万区切りのため便宜的に98万筆を上限としています)に対応付けと分解を行うのがポイントです。
  • 97-98万筆ベースでは「亡くなった方」(有権者)が2.0万人、「転居済の方」(同)が41.6万人含まれる計算になります。

2005-2006年頃やそれ以前の愛知1区名簿が使用された可能性を否定し得ない

  • これを仮に愛知1区で検証します。愛知1区は河村たかしさんの選挙区であり、10年以上前に衆議院議員をなさっていた。その際にお手元にあった名簿が佐賀用に転用された可能性を否定できれば一番です。が、整合してしまいました。愛知県や名古屋市の人口動態はお役所でオンライン公開しているので検索して見てみてください。仮に愛知1区の名簿が使われた場合、人口動態からは、2005年春や2006年春やそれ以前の時点の名簿が使われておかしくない分析結果です。

西尾市を含む複数市町村の組み合わせでも成立する可能性を否定し得ない

安城市議会議員の石川翼も無断で名前が使われていたと自身のFacebookで公表した[164]。使用されていた住所は、10年以上前に住んでいた西尾市の住所が使用されており、取材に対し「当時(10年前)のものでなければあり得ないので、当時の古い名簿が使われたのだと思う」と述べた。

愛知県知事リコール不正署名 - Wikipedia

  • 西尾市の場合は亡くなった方や転居した方が愛知1区や愛知1区の各区よりも少ない。例えば転居者はひと月15人や17人です。そうだとすると41.6万人の転居者に見合う規模に達するためには西尾市以外の自治体の名簿も使われている必要がある。必要があるとは微妙ないい方ですが、{名古屋市東区|西区|中区|北区}の{2006年4月から2020年8月}の転居有権者が推定41.6万人とすると、{西尾市|aa市|bb市|cc市|dd市…}の{2005年頃から2020年8月}の転居有権者が推定41.6万人となる組み合わせは、実際に複数(多数)、存在します(企業秘密的なノウハウの部分もあるため、分析結果を僕がここで公開することは控えます)。

佐賀用名簿準備の実際的な組み合わせとコストを考える

  • 別のいい方をすると愛知1区分だけを提供して使われたほうがまだ救いがある。愛知1区名簿を河村さんが用意し、愛知県下の他の市町村を、住所でポンや名簿業者さん(1件15円)で購入した可能性が、数字の上からは成り立ちます。
  • この場合(98-(2.0+41.6))*15=816万円。でも不正署名を作成するマスター用にこれだけの予算を組むでしょうか。財政難の事務局にあって。
  • 僕はその立場をとりません。これまでの各種既報や政治資金収支報告書の値から、名簿購入の予算は少なく見て50万円、ざっくり100万円から200万円、せいぜい上限250万円と見ています。
  • その場合3.4万件から6.7件の名簿を住所でポンや名簿業者から購入し、(愚直に真正直にやるのだとしたら)97-6.7=90.3万件以上の愛知県全県下の名簿が、まず提供された。この比率は何でもいいです。50万件をまず手持ちの古い名簿から(必ずしも殿のものや愛知1区とは申しておりません)用意、次に事務局予算の範囲内で3.4万から6.7万件を購入(外部調達)し、それを佐賀で5回(6.7*5=33.5)とか10回(3.4*10=34)とかを、アルバイトさんを日別やチーム別にマスタとして配り、「結果的に」繰り返し(必要な複数のn回)記入されるように手配すればいい。

古い住所を外部調達でもいい

  • もちろん手持ちの名簿からゼロ件でも構いません。その場合、10年以上前の名簿としてオンラインで誰しもとはいいませんがある程度、ネットに通じた方なら思いつくのが住所でポンさんです。ただ住所でポンの有償ダウンロード提供のリスト形態が、愛知全県下を対象に署名作成を展開する網羅性を備えたものかというと、そうではないというのが僕の見立てです。
  • 住所でポンに限りません。有権者名簿だって、「餅は餅屋」の世界です。と、やはり何らかの手持ちの古い名簿が事務局側に提供された可能性を、十分な強度で否定するのは難しいという地点に立ち戻ってきてしまいました。
  • 補足として、報じられる西暦/和暦の混在や、住所表記の不統一は、複数種類の名簿がミックスされてマスタとして佐賀で使用された可能性を示唆するものです。

 

2021/5/15早朝
船橋海神🍀☕🐈💕