illegal function call in 1980s

1980年代のスポーツノンフィクションについてやさぐれる文章を書きはじめました。最近の関心は猫のはなちゃんとくるみちゃんです。

身体で払う救助隊

あの、ま、今回の事故やそれを取り巻くもごもごには、いいたいことは(多々)(数々)あるんだけど、やめとく。

yutoma233.hatenablog.com

小野さんが、こんな感じで口ごもるときって、何かこう、迫り来るものがある。今回(また)(久々に)突然、その、本題と外れた、わけのわからないことをいいだしている。

この世の全てを救ってくれるようなヒーローは存在しない。

東北大震災の時は警察も消防も行政も、まともに機能していなかった。

最近では行政も最初の一週間は自力で生き延びて、と広報している。

私たちは自分の命に自分で責任を持たなくてはならないのだ。

うん。

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あと、

それでもあの植村直己でさえ、二度の失敗を経験し、最後には帰らぬ人となった。

この一節は年齢がバレる可能性がある。危機管理の点で検討の余地を残す。

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私の身内も山岳救助の仕事をしているから、

うむ。ナンダッテ- ソウダッタノカー (´;ω;`)

空飛ぶ山岳救助隊―ヘリ・レスキューに命を懸ける男、篠原秋彦

空飛ぶ山岳救助隊―ヘリ・レスキューに命を懸ける男、篠原秋彦

 

羽根田治のというか、篠原秋彦のこれはやはり圧倒的名著といわなければなるまい。

それで思い出したんだけど、東邦航空のインシデント、これはほんと危険と背中わせだよね。

東邦航空 - Wikipedia

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けれども担いだ彼はけっして相手を怒らないし、責めない。
時折は腰が痛いと愚痴ったり、助けられなかった人を思って落ち込むけれど、次の日までは引きずらない。日々淡々と、自分のやるべきことをこなしていく。

聞けば仕事を始めたばかりの頃、上司に言われたのだそうだ。
誰かの命を助けても、俺が救ったとは思うなよ、と。

うん。

おとといかな、「コード・ブルー」の番宣だか何だかをたまたま出張先で入った小料理屋のテレビでかかってたから見てたんだけど、まあ何というか、顎が外れて戻らなくなった。黙って、歴史に名を残さずに消えていくプロフェッショナル(あるいは極めて局所的なヒーロー)が、おれの好みなんだ。けれど、近頃はそういうのがほとんど通じないらしい。そういえばおれんところも震度6弱大谷石がだいぶ崩れて積み直すのに手間取った。

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おれはコード・ブルーの主演は(唐突にいまからでも3月10日前後の放映上映分だけでも何の予告も前触れもなく)江頭が演じるべきだとわりかし本気で思う。

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