参考になれば。
Twins 出典はおそらくこれ。この一部改変かと。
(A)
Beth did seem to be more successful with her friends and less confused than Amy, but she also showed less understanding of her own feelings.
ベスは実際エイミーよりも友人から人気を集めていて、また混乱の度が少ないように見えた。と同時に、ベスはエイミーほど自分の気持ちを理解していない様子を示した。
訳出のポイント
- be successful with friendsは、もてる、人気がある。かなりうまくやっている。付き合いに成功している。
- 強意のdo / didは「実際」と訳しておけばまず十分。
- 全体に比較級がかかっていること。比較の対象がAmyであることを採点官に理解させる。
- butは「しかし」等と逆接で訳さないほうがいいこともある。(むしろそのほうが多い感じ。通販の"But wait"は「ちょっと待って」)この出題文の場合、Also, she showed... と大差ない。
- feelingは、feelingsと複数になって出題されることが多い。その場合、意味は「気持ち」。単数のfeelingは愛情、感触、感じ方、思いやりなど。
- ownは「自身」とせずに「自分」とやる。
(B)
If psychologists had not known that they were twins, wouldn't they have blamed the problems of each child on her family environment?
心理学者たちが仮に二人を双子だと知らなかったら、ふたりそれぞれの問題を家庭環境のせいにはしなかったのではないか? (実際には双子だと知っていたので家庭のせいにした)
訳出のポイント
- 全体が仮定法(仮定法過去完了)であること。
- blame A on Bは、AをBのせいにする。かなりの頻出の決まり文句、熟語、イディオム。
- 仮定法は仮定法であると理解していることを採点官に理解させるために、カッコ内までダメ押しで訳しておくことが望ましい。
全体的に
- 出題文の他の箇所はざっとしか読んでいません。
- それでもポイントを押さえた訳はできる。満点ではないかもしれない。でも減点箇所を少なくすることは出来る。そのためには俗にいう出題の狙いを「ふむふむ」と見抜くことが大切。それには相応の努力を要する。
- 僕の訳文を見てもらえばわかるように、点(読点「、」)は1文1つまで。
以上です。