御意でござる。
便乗して、3点、手短に補助線を引く。
それ、サラリーマンのが楽だから。
売上は単価×数量。プロブロガーでも同じ。単価×数量に加えて、いくつかのパラメータを設定して、セグメンテーションを行ったり、季節変動を勘案したり、それらから施策を講じたりする。これは、理論も大事だが経験値が必要。有形物の場合、1つの市場を3年12期くらい継続的に見るとまあものになるだろう。同じ労力なら単価が高く、金持ちが多い世界のほうが戦いやすい。薄利多売は原価率を下げるのがつらい。
飽和市場か新興市場かという話もある。残存者利益が見込めるなら飽和市場のほうが扱いが楽。毎年3.5%減の市場をルーチンワークで流しながら、大きな組織を立ち回り、3.5%以上の旨みを社内で確保する。権力だったり給料だったり早上がりだったり。新興市場でビジネスモデルを確立するのは、えらい骨が折れる。
ブロガーの相手にする市場は果たして、どう?
ずっと好きいられる?
いられるわけないよ。A、B、C、D、…っていろんなジャンルを好きになって、そこからシナジーでXが生まれて「自分はこのXが好きだったんだ」ならいいと思う。25歳よりも前にそれが固まってる? キャンピングカー、恋愛話、Airbnb、断捨離、そんなに好きか? それらは別の何かのための道具、通過点じゃないの? 早くもネタが切れちゃった人がいるのでは。
会社なら、ジョブチェンジ、異動、意外な発見、けっこうある。同じ会社に長く務めたって、あるよ。
事務部隊どうする。
@noiehoie氏の慧眼のひとつは、日本会議の着実な事務遂行能力に目を付けたこと。
仮に、貧乏人相手に夢を売って、市場シェアの上位1位か2位で居続けなければならない国内の薄利多売セグメントを維持するビジネスモデルだとして、シェア維持/拡大に必要な実務を、ブロガーが自分でやるの?
名簿/教材の登録、改定、課金、請求、入金確認、督促、クレーム対応…めんどくさそう。だって、うさんくさい色が向けられてるビジネスだから。国から補助金出るの? 出ないでしょう。そんなの、おれはやだな。
補遺1:教祖が聞いてあきれる。
3つと書いたが、もう2つ、八木仁平の不徹底に軽く言及しておく。
「八木仁平は教祖だ!」という中身ゼロの批判を繰り返す人たちへ | やぎろぐ
話にならん。俺なら、新興宗教に入ってビジネスモデルを吸収する。
補遺2:大事に育ててくれた親御さんからもらった「もの」を丁寧に語ったらどうだ。
[家も捨てた]最強のミニマリストが教える徹底的に断捨離をする方法 | やぎろぐ
家を捨てた?
ぼくは物が溢れかえる家庭で育ちました。
裕福で沢山の物が買えるけれど、いろんな物を手に入れすぎてどれが本当に大切なのか分からない。そんな状況の家庭で育ちました。
大学時代に東京で一人暮らしを始めてからは、物で溢れた環境で育った反動から物の少ない生活を追求し、いつのまにか家すら持たない究極のミニマリストへと変貌を遂げたのです。
18年間物が多い家で暮らして、物が多いことが当たり前になっていたぼくが、どうやって断捨離的な考えを身につけミニマリストになれたのか。
父ちゃん母ちゃんは甘いから見て見ぬふりだろうが、「どれが本当に大切なのか分からない」のは、馬鹿だからだよ。レトリックだとしても、信じられないほどの低レベルだ。
- 作者: メーテルリンク,Maurice Maeterlinck,堀口大学
- 出版社/メーカー: 新潮社
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本でもよんだら。