illegal function call in 1980s

1980年代のスポーツノンフィクションについてやさぐれる文章を書きはじめました。最近の関心は猫のはなちゃんとくるみちゃんです。

中条静夫~そのポートレイトの魅力

もっちさん(id:mocchi_blog)の「のんびり君」に、中条静夫さんのポートレイトをお願いしたところ描いてくださいました。

mocchi-blog.hatenadiary.com

すごいー。僕のイメージする中条静夫と違う(笑)。でも中条静夫だ。ほめてます。かなり(笑)。肌が焼けて、藤岡琢也的なもの、千葉真一的なものが入ってる…気がする。

中条静夫をリクエストしたのは、今泉ひーたむさん(id:hitamu)のツイート経由で知った柴田恭兵さんが、ひと目みてあまりに可笑しくて、これはルパンだ! と思い、他の記事も拝見していろいろと目を奪われたからでした。

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コロッケだったかな、清水アキラだったかな、ものまねは、「似ていない」要素をいかに入れるかが大切だということを何かで話していました。それでいて、真似る対象への愛がなければいけない。そのぎりぎりの、ちょっと崩しめのところを、コロッケも、清水アキラも狙っていた(いる)と思います。

もっちさんのイラストは、かなり似てる。でも、僕の脳内のイメージとは、ちょっと違う。そのギャップが楽しい。デフォルメの当たり前の話をしていて恐縮ですけれど、あらためて、そこがとても新鮮でした。

ちなみに、僕の好きなイラストレーターは、ナンシー関山藤章二霜田恵美子です。それと別格で、黒井健さん、安野光雅さん。まあ、ナンシーは版画彫りですから毛色が違うとして、もっちさんの描くポートレイトは(僕の中では)かなり同じ系譜で、好みです。

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話を戻して、中条静夫さん、大好きな俳優さんの1人でした(いまでも、その1人です)。「あぶない刑事」では、木の実ナナ浅野温子ベンガルといった名だたる存在を頭ひとつ抑えて、近藤捜査課長の怪演がやっぱり見事だったなあとしみじみと思います。

実は、それ以前に「赤い衝撃」の再放送を幼心に植え付けられて、中条静夫の名前は知らなくても「赤フンのおじさん」は僕の脳裏に焼き付いていた。それが、約10年後に、近藤捜査課長で見事に上塗りされることになります。

中条さんのような名脇役って、昨今、少なくなりましたよね。脇といいつつ、失礼ながら、脇が締まらない方ばかり。

yamagutimomoe.com

今朝はこの辺で。

あらためて、もっちさん、今泉ひーたむさん、ありがとうございました!

(追伸)

ほら、やっぱりみんな中条さんのことが好きだったw

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