お豆さんが水を吸っている間にカクテキ2回戦である。
姉さんに教えてもらったレシピで先に「お試し作り」をした分は食べてしまった。うまい。ごちそうさまでござる。
家でもできちゃう本場の味〜大根キムチ(カクテキ)の簡単レシピ - 今日、なに食べよう?〜有機野菜の畑から~
今日2回目の仕込みである。
ちょっと工夫をした。
まず、今回は白玉粉をちゃんと用意して溶かして糊状にした。4日前はしなかった。白玉粉こわい。俺はあのゲル状の増殖する食材の扱いに慣れていないのである。もっといえばわが家は「男子厨房に入らず」が徹底していた。家訓でいえば男子が漬物をするなどもってのほかなのである。男に生まれたからには立身出世の階段を上るべし。それが是であった。階段から足を踏み外したいま、厨房に入ることは恥ではない。楽しくて仕方がない。
ゲルにはやられた。まさかあんな変性を見せるとは。お前ら溶けるか固まるかまとまるか動きは1つにしなさい。溶けたと思って冷ましたらまとまるし。かと思えば糊としてちゃんと機能するし。関係ないが石破茂を思い出した。
いまひとつの工夫はたまたま余っていたサクラエビを入れたことである。キュウリもあったので切って入れた。まあ大丈夫だろう。使った瓶はこれである。
5瓶購入して、いまはカクテキ1、大豆(味噌用)1、白菜1、空き2。
大振りのダイコン半分、キュウリ2本、サクラエビ少々のほか、姉さんのレシピ通りでちょうどいっぱいになった。白玉ゲルをクリアしたいま、発酵したときに何か恐ろしいことが起きたりしないか、料理の基本を知らずに大きくなった俺の心配はそこにある。ブクブクとか、爆発とか…
この勢いのまま、どきどきしながらこれから白菜を漬け込むことにしたい。ところで、大豆が水を吸って膨らむさまを眺めるのは至福である。