illegal function call in 1980s

1980年代のスポーツノンフィクションについてやさぐれる文章を書きはじめました。最近の関心は猫のはなちゃんとくるみちゃんです。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

読解とは

読解は、行き着くところ、野暮の骨頂であります。 www.yomiuri.co.jp これから、野暮をお目にかけたいと思います。では第1問から。 youtu.be (1) なぜ、田中裕子は小躍りしたでしょうか。 続けて、第2問、第3問。 www.youtube.com (2) なぜ、大森南朋は、打…

ある秘密組織の話

昨日、あるファーマ(製薬会社)に呼ばれて、会議室で「普段はお見せしないようなものなのですが」と、1枚の印刷した画像を手渡された。上段に、女の子の笑顔と、「お薬ありがとうございます。がんばります♥」と書かれたカード。下段に、その子が撮影したとい…

おれのくーちゃん(好奇心について)

今日、先ほど帰宅したとき、アパートにあと5メートルで差し掛かろうとする下、左側の塀の上でねこ2人が、発情から交尾に移ろうとするポーズをとっていた。 「なるほど」 おれは頬を緩めた。後背位のオスがメスのうなじを噛んでいる。メスはまんざらでもない…

Plastic Loveな夜に(仮)

いつもの如く、流行りに乗るつもりはまるでなくて。 Friday Night PlansのPlastic Love。いいよねって話を。 www.youtube.com 東京って、基本、虚構だと思います。いつからだろう? 64年の先の東京五輪から、虚構の地盤が形作られた? 80年代には虚構、記号だ…

黄金頭さんのこと / 第2集に向けて

先日、第2集の相談ということで、黄金頭さんと、あともうお一方、関西から上京された実質的な専属編集担当の方と、お会いした。 僕が東京駅、丸の内改札近くの改札口に待ち合わせ定刻の15分前に着くと、黄金頭さんはすでにそこに静かに立っていた。声をかけ…

(やはりおれのくーちゃん)

もうずいぶん前に、くーちゃんがまだ今よりもずっと小さいさんだったころ、風邪を引かせて、小型のケージに入れて、病院に連れていったことがある。 アパートの階段を下りて通りに出ようとした先、後ろから「あら、ねこちゃん?」という声がした。同じアパー…

巨人と猫(おれのくーちゃん)

断熱シートをフルに使ってロフトの居住性が格段に上がった。 その、ロフトで寝ていると、くーちゃんが来てくれた。おれはベッドに寝転んでいる。くーちゃんは、ベッド下、足下のお気に入りの「ダンボール鍋」に。おれは手を伸ばしてくーちゃんを撫でる。 く…

野暮などは申しますまい補遺ばかり

野暮は申しますまいが補遺をひとつふたつ。 www.watto.nagoya 談四楼さんもすっかりお年を召されて。51年生まれ。 それは置いておき、戦争と落語の話です。たまたま、ぱらぱらとめくっていた小島貞二。 こんな落語家(はなしか)がいた―戦中・戦後の演芸視 作…

落花生の話

落花生の話をします。 千葉(船橋)に来て驚いたことの筆頭に近いのが、落花生が高いことです。 商品一覧 < 落花生なら千葉の下田園 習志野の、下田園さん。ここ、とても良心的な値付けで、おいしい。きれい。粒が揃っている。船橋市街のお土産店に行くと何割…

おれのくーちゃん 深夜の手紙篇

くーちゃんはおれを怖がらない。たいてい、遠くから見ているか、そばにいてくれる。いま、夜中にも、こうして足元で丸くなり、その柔らかい毛並みを呼吸に合わせて静かに波打たせている。 くーちゃんは、おれのことを好きな可能性がある。 * おれはくーちゃ…

三島由紀夫vs全共闘間もなく50年

平成はまだ終わっていない。昭和は、終わった可能性がある。平成が終わるのは、不敬といわれようが何と後ろ指をさされようが、平成帝が、美智子様がお隠れあそばされたその瞬間からの道のりだ。 ひとつ、三島由紀夫の予言めいた呪い(のろい)、呪い(まじな…