弱音を吐くことのできないインターネットがもしあるとしたら。
(略)なぜかはうまく説明できない、けれど、よよん君を前にしてそう思ったことは強く印象に残っている。そう話す井上先生のニュアンスには、おそらく、自分自身が22歳か23歳だったときの心象風景が連なっている。
22歳、大学3年生のとき、井上先生は生まれて初めての「泣き場所」を得たのだといった。
具体的にいえば、気の合うマスターのいるバーで、ときに酒に溺れて愚痴を口にすることを覚えたのである。「いまでもお世話になっている秘密の場所だから」といって多くを語ろうとしないが、将来像に迷うことの少なくない年齢で、家族以外の誰かに心を開き、受け止めてもらう経験が自分の人生に及ぼした効用は計り知れないとかれはいった。
第5章:主治医 - セカンド・オピニオン(船橋海神) - カクヨム
弱音を吐くことのできないインターネットがもしあるとしたら。
そんなものは無意味です。
私が例の話で力点を置こうとしたひとつはそのことです。
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フーピート(@PkrjKh)さん、大丈夫です。
みんな、ふらふらになりながら、支え合っているのだと思います。謝る必要なんてないです。いつでも、ご連絡ください。もしよろしければ小岩の鳩間可奈子ライブに、いつかきっと、お招きします。