illegal function call in 1980s

1980年代のスポーツノンフィクションについてやさぐれる文章を書きはじめました。最近の関心は猫のはなちゃんとくるみちゃんです。

尾花高夫「その話は聞かせてもらった」

ちょっと、ブコメでは書ききれない字数と内容になりそうだったので。

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id:htnmiki さん、お元気ですか。突然のIDコール申し訳ないです。

アマゾン『Alexa』に盗聴問題。録音した会話を顧客情報と紐付け&面白い内容は従業員で共有とヤバい(篠原修司) - 個人 - Yahoo!ニュース

十二国記の冗祐のように無いものとしてふるまっていたのにユーザーが苦境に陥ったときに「私は聞いていました。ずっとあなたが努力してきたことを。」とか言って慰めてくれたら胸熱どころか通報だよな

2019/04/15 12:29

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www ちょうど、似たようなことを思い、違うことも考えていたので、エピソードを紹介します。ヤクルト80年代を支えたエースのひとり、尾花高夫。後に名コーチ、名伯楽として引く手あまたの存在になる。と、島田誠。こちらは日ハム俊足巧打のやはり往年の名選手。彼ら二人が、海老沢泰久が生きていたら、きっと短編にしただろうなあと思わせる逸話を残しています。Wikipedia島田誠のほうから引きます。

島田が福岡ダイエーホークスにコーチとして在籍していた1999年に、ダイエーに投手コーチとして尾花高夫が招かれた。島田は、同球団に在籍経験がなく肩身の狭い思いをしていた尾花をよく支えた。

理論家の尾花が膨大な資料を整理していて古参のコーチから嫌味を言われた際、島田は「こんなに資料を作るのにどれだけ尾花が苦労しているかあなたたちにだって分かるでしょう。尾花が頑張っている間にあなた方はタバコを吸ったり、無駄話をしているだけじゃないですか。だからこのチームは20年もBクラス[13]なんでしょう?」と尾花を庇った。尾花はこれを忘れず、

島田誠 - Wikipedia

続きはぜひご自身でどうぞ。

尾花高夫はまっすぐな人柄で、

尾花は他のコーチとの確執が絶えず、王に辞意を伝えたが、彼の手腕を認めた王が「お前の居易いようにするから」との一声で留任を決めたという[10]。また、島田誠の存在も大きく、外様故に軽視されがちだった所を島田に助けてもらった経緯もあり、彼が王の信頼を失いかけた時は自らも島田を助ける等、互いに信頼関係を築いていた(島田の項も参照)。

だとか、

ダイエーからのコーチ就任依頼は監督である王自身からの電話だったが、「まさか王さんが直接自分のところに電話してくるはずがない」と思い、王の「もしもし、王ですが」という言葉に「王さんですか?失礼ですがそのような知り合いに心当たりないのですが、どちらにお掛けですか」と答えてしまった。しかし王は「福岡ダイエーホークスの監督を務めております王貞治と申します」と丁寧に返答、これにはさすがの尾花も受話器を握りしめたまま直立不動になってしまった。

だとか、

尾花高夫 - Wikipedia

再び島田誠の項。

尾花には島田と同じくフジテレビジョンの野球解説者だった時期があり、島田と共に『プロ野球ニュース』に出演していた。そして2009年オフに尾花が横浜ベイスターズの監督に就任すると、島田はヘッドコーチとして招聘され1年間務めた。

お粗末様でした。ほんのお口汚しに、ちょっと紹介してみたくなったのでした。