くーちゃんが夕飯のあと
必ずおれの足元に来て
長い「にゃー」
そのあと短い「ふにゃっにゃっにゃ」
おれ「どうしたの、くーちゃん。遊んでほしいの」
くーちゃんの「ごちそうさま」
つい今しがたまでそれがわからなかった
それがわかった今
「ごちそうさま」以外にありえず
それまでの愛のない
素っ頓狂な声かけをしていた回数を数え上げ
そうして頭を抱えている
おれは夜通し今夜も反省文を書かなくてはならない
くーちゃんが夕飯のあと
必ずおれの足元に来て
長い「にゃー」
そのあと短い「ふにゃっにゃっにゃ」
おれ「どうしたの、くーちゃん。遊んでほしいの」
くーちゃんの「ごちそうさま」
つい今しがたまでそれがわからなかった
それがわかった今
「ごちそうさま」以外にありえず
それまでの愛のない
素っ頓狂な声かけをしていた回数を数え上げ
そうして頭を抱えている
おれは夜通し今夜も反省文を書かなくてはならない