illegal function call in 1980s

1980年代のスポーツノンフィクションについてやさぐれる文章を書きはじめました。最近の関心は猫のはなちゃんとくるみちゃんです。

こねこの卒業

こねこたちを預かり宅さんの元に委ねてきました。

感無量です。3人とも男の子ということもわかりました。

15:00前に、はなちゃんの保護主さんとシェルターで待ち合わせ(はなちゃんの保護主さんが、預かり宅さんをアレンジしてくれました。もうずっとお世話になりっぱなしです)。

「かわいいわね」「かわいいですよね」とひとしきりお話しした後で、こねことちゃーちゃんとそれぞれの側からの巣立ちの儀式。それから3人をちゃちゃっと簡易ケージに収容します。

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(外界に興味津々の3人)

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(ちゃちゃっと収容)

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(ちゃーちゃん、ありがとうね)

鳴かなかったちゃーちゃん、立派だったと思います。事情がよく呑み込めなかっただけかな。はなちゃんの保護主さんは「明日、様子がおかしいことに気付いて鳴くと思いますよ」とのこと。うーん。ちゃーちゃん、ごめんね。僕もつらい。

*

シェルターから、車で5分ほど。預かり宅さんの元へ。

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今夜は、ケージの中で。

明日以降は、部屋の中を自由に歩き回ってもらうそうです。きょうも、3人は少しだけお家の中を探検しました。預かり宅さんのところには、ほかにも数人のねこちゃんがいて、里親会を待っていたり、すでに里親さんが決まっていて日程調整だったり。

見ている間に、こねこどうし、すりすりして早くもだいぶ仲良しになっていたみたいです。このおうちなら大丈夫と、お邪魔した瞬間からそう感じました。

*

僕自身も、ずいぶん気持ちが落ち着きました。3人とも、抱いて、撫でてあげることが出来た。切ない、お別れの儀式というよりも、よくぞ、この1か月で、ここまで大きくなってくれた。3人のうち、みたらし君だけは、実はまだ後脚が少し細くておぼつかないところもあるのだけれど、日に日にしっかりしてくるのでしょう。預かり宅さんは、とてもまめな方で、何かあればすぐにはなちゃんの保護主さんのところに電話で状況を知らせてくれるのだそうです。

*

あとは、ちゃーちゃんのことです。

今回の立役者は、ちゃーちゃん。こねこたちもかわいさ一杯ですが、僕はきょう午後の数時間をシェルターからこねこと共にしている間、ああ、俺はちゃーちゃんのことが好きなんだなあと思っていました。

ちゃーちゃん、外暮らしでうちのベランダに通ってきてくれていたときから、ずいぶん痩せたことにお気づきになりましたか。

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(ちゃーちゃん下僕をロックオンせり)

母猫から、こねこを取り上げるなんて、とんでもない野郎です。いずれ、親離れ、子離れするときは来ます。むしろ、ねこ界隈では、母猫は一定の期間、子育てをしたら、子に向かってシャーシャー威嚇をして一人で生きていくことを促すそうです。

でも、だからといって、どうなのかなと思う(この辺は、勝気な母親から独り立ちを促された、俺の感傷が入っているのでしょう)。

ともあれ、ちゃーちゃん。これが、現状、ベストの選択。賢い君のことだ、直観して俺を選んでくれたのだとしたら、手を尽くした甲斐があったというもの。

これからは、君の幸せのために、ベストを尽くしたい。

君のような、立派なひと仕事を終えた、若い母猫こそ、理解ある里親さんに縁付いてほしいと思います。金八か、俺は。

まずは、病院で検査。そのあと、ほんとは僕が見てあげたい。でも、うちで3人はねこちゃんにとってデメリットが大きいというのが、シェルターさんと、はなちゃんの保護主さんの総合的な判断。だから、シェルターの里親募集だけではなく、こねこがほしいというお家にそれとなく「お母さんも一緒にどうですか」と打診してみるなどして、ちゃーちゃんの幸せを探るつもりです。

*

そんなわけで、もし、はてな(ユーザーでも運営の方でも)のみなさんで、ちゃーちゃんに関心があって、自分こそは幸せにしてあげられる/あげたいという下僕志願の方がいらっしゃれば、ぜひコメントか、Twitter DMをください。


シェルターを卒業するこねこたち

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ちゃーちゃん、ありがとうね。