小豆島に行って、ひしお丼を食べてきた。
帰る気をなくすくらいにうまかった。小豆島は土庄とエンジェルロードと「迷路のまち」と尾崎放哉のお墓くらいしか訪ねてこなかったが、このたびは幣もとりあえず手向山…やない、この旅は、現時点で、2016年のベストだ。小豆島に君ら来たらいかん。わいの島や。この感覚は、20年くらい前に竹富を初めて訪れて、わいの島やー思ったとき以来や。君ら来たらあかんで。
小豆島土庄、オーキドホテルさんでランチ「ひしお丼」。ひしおとは、地元でとれるもの、くらいの意味ですとおしえていただきました。おいしいー🐱 pic.twitter.com/ZCMDDqw3pL
— nekohanahime (@nekohanahime) 2016年3月20日
ひしお、は「地元でとれるもの」という意味とは(辞書的には)違う。醤(ひしお)です。でも、そうじゃない。オーキドホテルさんのお姉さんがいいたかったのは、「島内のその地で取れるものなら何でも、醤で和えてしまえば、おいしく、その地の丼になる」ということ。「だから、土地によっては、ひしお丼の具材は肉だったり、お魚だったりします」。
ゆるキャラのひしおどん、こいつやで。
起きてた pic.twitter.com/U0ZFbF1i01
— nekohanahime (@nekohanahime) 2016年3月20日
うそ。
醤丼が何かと聞かれて「地元でとれるもの」と返してくれるくらいに、醤は小豆島のどの地元で取れたものに合うし、醤にはいろんな種類があり、どれもがおいしい。それほどに、醤は浸透してる。
上の右側の写真手前にあるやろ、漬けタレみたいなもんが。あれが醤や。
ちゃちゃっと混ぜて、丼にさらっとかけて、いただく。
「なんじゃこりゃー」
レストランで出されてひと舐めして、「うまうまー」いうてひっくり返るかと思うたわ。
関東人は醤油といえば基本的に野田キッコーマン。対して、オーキドホテルで展示されていた醤油の種類は10近くあったのではないかな。
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ええ町やった。観光ガイドではあまり表には出てこんけれども、「迷路のまち」必須やで。
小豆島しまねこちゃん🐱(ふたりいるにゃよー🐱) pic.twitter.com/zjaqsd8k4Z
— nekohanahime (@nekohanahime) 2016年3月19日
きっと、また行く。
それから、小豆島高校の野球部のみんな、金輪際、坊主にしたらあかんで。ものごとは、勝ち負けやない。ええゲームやった。気いつけて島に帰りや。