こんばんは、そぼろおくら納豆です。
白いものは常備菜に姿を変えた蕪の葉の本体のほうです。酢とみりんでごく浅く漬けてあります。
作り方
- 常備菜
- 納豆
- まぜまぜ
常備菜は、蕪の茎と葉を刻んで、ごま油と余った顆粒だしで炒めたもの。納豆はシャポー船橋で買ったパックです。
で、ここで「なんかさびしいなあ」と思うことが大切です(たぶん)。冷蔵庫からおくらでも取り出して刻んでのせましょう。まださびしい? そうですよね。
そんな方にはほかに、
- 切り干し大根
- 豚ひき肉
- 鶏ひき肉
をまぜる流派もあります。でも肉は実は邪道です。本来「そぼろ納豆」というのは子供が連想する肉ではないところがポイントで、子供のころはがっかりメニューの定番、大人になってからは、最高位は関脇の渋い前頭といったところで、僕の中では簡単だけれど手放せないひと品になっています。
ちなみに下は2002年から2011年までの県庁所在地および政令指定都市において1年間に納豆に支出された金額のランキングをグラフにしたものです。縦軸は年間支出金額で見た順位で1位から7位まで。ちょっと気になったので調べて、ついでにグラフにして見てわかるようにしました。
出典はこちら。
まあだから何だって感じです。納豆ってしょせんはそんなもので、ランキングを競うことからもっと遠い暮らしの食材。でも、トリスペさん(id:trick-spec)やホマレ姉さんみたいに幅広くおいしくアレンジできるセンスというのは実にすばらしい、うらやましいなあと思います。
以上、照れくささもあって非常に醒めたトーンで書きました。が、納豆、毎日たべています。僕は昼ごはんに通っている小料理のお店があります。そこで、午後にお客さん先に出ないときにはほぼ必ず納豆の小鉢をいただきます。僕が今回作った蕪とのアレンジも控えめですがおいしいです。
ところで、僕の記憶にある昭和50年代の納豆は、もっと強い匂いがしました。四半世紀で納豆の製造事情もずいぶん変わったのでしょうか。